犬や猫には目のケアが必要?怠るとかかりやすい目の病気やお手入れ方法- ドクターオザワ動物病院 八王子・町田・入間

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愛犬や愛猫の目を見つめると、その気持ちや表情が伝わってくることがありますよね。しかし、実はその目はさまざまな病気にかかりやすく、ケアが必要なことをご存じでしょうか?

今回は犬や猫の目のケアの必要性や、怠るとかかりやすくなる代表的な病気、正しいお手入れ方法などを解説します。



■目次
1.目のケアの必要性
2.ケアを怠るとかかりやすい目の病気
3.犬や猫の目のケア方法と注意点
4.まとめ

目のケアの必要性

犬や猫の毛や目やにの中には、たくさんの細菌がいます。これらを放置して目の中に細菌が入ってしまうと、さまざまな目の病気にかかりやすくなります。また、涙やけで毛の色が変わってしまったり、嫌な臭いがするなどの問題が出てくるため、目にも日常的なケアが必要です。


ケアを怠るとかかりやすい目の病気

ケアを怠るとかかりやすい代表的な病気に、以下があげられます。

結膜炎
結膜炎は最もよくみられる病気のひとつで、外部の刺激やアレルギー、感染が原因となることが多いです。症状は、目が赤くなったり、充血して涙が出るようになったりします。

角膜潰瘍
感染や外傷が原因で、放置すると失明するリスクもあります。症状は、痛みによる瞼の痙攣や目の充血が起きたり、涙や目やにが増加するなどです。

流涙炎
涙が正しく排出されずに目からあふれ出る病気で、周囲の被毛が涙やけで変色したり皮膚炎をおこしたりします


犬や猫の目のケア方法と注意点

犬や猫の目の周囲のケアには、ぬるま湯で湿らせたガーゼを使用すると良いでしょう。固くこびりついた目やになどもふやけて取りやすくなります。ふやけた目やになどは、綿棒や目の細かいコームなどを使用して取り除きましょう
目のケアで注意が必要なのは、ふやけきっていない目やになどを無理に引っ張らないことです。

目の中のケアには点眼液を使用します。水道水では塩素などの消毒剤で目を傷めてしまうため、必ず点眼液を使用しましょう。また、点眼液は飼い主様のものを使うのではなく、動物病院に相談して専用のものを処方してもらいましょう。
点眼する際は、眼球を傷つけないように注意してください。

【点眼方法についての動画】




まとめ

今回の記事では、犬や猫の目のケアの必要性や、ケアを怠るとかかりやすい病気、目のケア方法などについてご紹介しました。1日に1回、愛犬愛猫の目をチェックして、赤み、腫れ、異物、涙や目やにの異常などの変化がないか確認しましょう。また、目の異常に気づいた場合は早めに動物病院を受診しましょう。

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